『家のこと』 築10年過ぎても快適に暮らすために行ったメンテナンス

家について

家は購入したら終わり。。。。ではありませんでした。

今住んでいる家に入居したのが2006年の12月で築約14年半経ちます。その間に何度か修理やメンテナンス工事をしました。

安心安全に暮らすために行った家の点検やメンテナンス、修理について紹介していきます。

住宅メーカーの点検 1ヶ月、6ヶ月、1年、2年点検で何をしたか

我が家は某住宅メーカーで建てた一戸建てで、点検サポートシステムが付いています。点検では何ページにもわたるチェックシートで不具合がないか確認していき、建物全体や設備について何か気になる箇所がないか聞いていくというものでした。

1ヶ月、6ヶ月点検では内壁や天井のクロスの継ぎ目に隙間があればそれを無料で修理してくれました。

この4回の点検では、生活をしていて特に不具合がなかったので大掛かりな修理を依頼したことはありません。

くうとぅ
くうとぅ

気になる箇所は遠慮せず点検の担当者に言ったほうがいいですよ。

住宅メーカーの点検 10年点検で何をしたか

10年点検は今までとは違い、点検の結果を「10点検報告書」という20ページくらいの厚い冊子にしてまとめてくれました。

報告書には

  • 点検診断結果と今後のアドバイス
  • 補修・修理が必要な箇所
  • 防水の10年保証延長を受けるための『有料メンテナンス工事』について
  • 各点検場所の健康度レーダーチャート図
  • 各点検場所の写真と結果

が記載されています。

報告書で「10年保証延長を受けるために我が社でリフォームしてね!」とのありがたいアドバイスをいただいたので、そのまま住宅メーカにリフォームをお願いしました。

10年点検からのリフォーム どんなリフォームをしたのか

ありがたいアドバイスをもとにリフォーム(10年保証延長工事)をした場所

  • 再防蟻工事
    10年点検の結果蟻害はありませんでした。薬の効果がなくなるので床下に薬剤を注入。
  • 外壁の再塗装
    外壁塗膜に色あせがあり白色の壁のせいか藻が目立っていました。高圧洗浄をして再塗装。
  • 外壁目地(シーリング)の全面打ち替え
    外壁目地シーリングに軽微な経年劣化がありシーリングを貼り直しました。
  • フラットルーフ防水シートの張り替え
    水漏れ等の問題はありませんでしたが10年保証延長工事に入っていたので施工。
  • 太陽光発電システムの設置
    リフォーム工事で足場を組んだついでに屋根に太陽光パネルを設置しました。
パグ様
パグ様

太陽光ってお得なのかしら?

太陽光発電を設置して良かった点悪かった点

太陽光発電のモニター
発電中

築10年で行ったリフォーム工事で太陽光発電システムを導入しましたが、設置して良かった点悪かった点を私目線で書いていきます。

『我が家の太陽光発電システムの概要』

  • 発電出力 7.1kW
  • 買取価格 31円/kWh(10年間)
  • 設置費用は家のリフォーム代と合わせてリフォームローンを利用

良かった点

  • モニターで消費電力が確認できるので節電意識が高まった
  • 使いきれずに余った電気を売る「余剰売電」でリフォームローンが支払える(季節によりますがそれ以上に発電することも)
  • 日中の停電は安心(しかしながら夜の停電しか経験したことがない)

悪かった点

  • 初期費用が高いため家のリフォーム代と合わせるとかなりの額になった(余剰売電でローンを支払っているとはいえ借金には違いないので)
  • 固定価格での買取期間10年が終了したら売電価格は期待できない

太陽光発電を導入して良かった点悪かった点それぞれありますが、資産にならないものにローンを組んでまで工事をする必要があったのか考えてしまう点もあります。

パグ様
パグ様

自分にとって必要かよく考えてね。

10年間は良かったけどその後に起こる不具合

10年間家のことで困ったことがなく平穏に生活することができました。

ただ外構工事や車にお金を使ってしまい家のメンテナンス用のお金をあまり準備できていなかったので資金計画はきちんとしておくべきだったと後悔しています。

築10年を過ぎた頃から家の中の設備で経年劣化による不具合が出はじめました。

我が家の場合どんな不具合が出てどのように対処してきたのでしょうか。

電気温水器にエラーが出る

我が家は電気代が安いエコキュートではなく電気温水器でお湯を沸かしています。

築12年を過ぎた辺りから警告音とともにエラー表示が出るようになりました。

エラーが出始めの頃はリセットをしてエラー表示を消すと何事もなかったかのように使えたのでそのことは忘れて半年ほど生活していたのですが…その半年後またあの警告音が!


それでもまだ「エラー表示→リセット→使う」を繰り返していたら、数日おきだったエラー表示が毎日出るように。

エラーが出てもお湯が使えたのは良かったのですが設定した温度よりも熱めのお湯が出るように…

電気温水器エラーが出た後どうしたの?修理か交換か

温水器のメーカーに問い合わせるも「一度住宅メーカーに電話してください」とのことで、

住宅メーカーに電話→住宅メーカーから温水器のメーカーに電話→温水器のメーカーから私に電話

という手順を経て家に来てもらうことになりました。

メーカーの方に見ていただいたところ部品の交換だけで大丈夫とのこと。

何かの弁(忘れました)が壊れていたらしくそこを交換しただけで直りました。

ただ、製造から10年以上経ち部品の在庫がないので次壊れたら電気温水器ごと交換する必要があるようです。

それに備え今から電気代の安いエコキュートの導入の有無やメーカーなどを検討しています。

キッチンの排水漏れ疑惑?

今年に入ってシンク下の引き出しを開けるとコーヒーの色のような水が少量漏れるようになりました。

シンク下
丸で囲ったあたり

水滴程度で毎日じゃないからと3か月ほど様子見(放置)をしていたのですが当然ながら直る様子もなく大ごとになる前に見ていただくことに。

排水漏れ?はどこに依頼したのか

今回は住宅メーカーではなく『クラシアン』に電話。

時間をかけて細部まで見てもらい水漏れの原因を探るも解明には至りませんでしたが、水漏れが考えられる場所を2か所ほど提示してくれました。

『疑わしい場所』

  • 水栓の付け根がぐらついておりその隙間から水が入っているのではないか
キッチンの水栓
緑の所がガタついていた
  • シンクの排水口に小さな隙間があってそこから漏れているのではないか→排水口全取替(この可能性は低い)

という見解に。

とりあえず最も疑わしい場所「水栓の付け根のガタつき」を解消するため水栓を交換。

費用は水栓代と工事費で5万円くらいでした。

水栓はカタログから選ぶことができたので今まで使っていたものと機能的に同じタイプを選びました。

水栓交換後3か月経ちましたが水漏れは全くありません。

「ここが原因だ」という確信ではなかったものの疑わしい場所から対処して正解でした。

くうとぅ
くうとぅ

結局排水が漏れていたわけではないみたい。

まとめ 10年過ぎればガタがきます 資金計画をしっかりと

  1. 住宅メーカーの点検がある場合はしっかりと見てもらいましょう
  2. 外壁や屋根のリフォームは大きな費用がかかるので資金計画を立て貯金をしておくことが大切
  3. 設備の故障はすぐ対応!騙しながらは使えません

家が新しいうちはメンテナンスにお金がかかることが少ないので先を見越して、リフォーム費用をあらかじめ積み立てておくといざというときにすぐ対応できますね。

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