私が住む地域は北関東の田園風景が広がる自然豊かなところです。
県庁所在地が隣接しておりJRの駅、高速道路、国道も数本通っているので車があれば便利に生活できます。
同じ町内でも農家が多い地域、住宅メーカーが開発した新興住宅街、新旧の住人が入り混じる住宅街があり私は新旧の住人が入り混じる住宅街に住んでいます。
近所にグローバルな企業の大きな工場があり人の出入りも多いので田舎といっても閉鎖的なところではありません。
そんなところに住む私が自治会を退会した理由とメリットデメリットについてお話しします。

私の場合自治会を抜けても不便なく暮らせるのは恵まれた条件が重なったという点もあります。
自治会の活動

自治会の活動としてあったもの
- ゴミ拾いなどの美化活動
- 納涼祭
- 新年会
- 子供会
- スポーツや手芸等のサークル
- ゴミステーションの掃除(輪番制)
- 月1回地域の広報誌が配布される
- 2か月に1度自治会費を支払う(班長さんが個別に集金)
美化活動や納涼祭、新年会は年1回ありましたがコロナの影響で昨年から中止になっています。
行事に参加する人はいつも同じお宅で不参加でも特に何も言われません。

運よく回ってこなかった役員と子供会(子供がいないので)には参加していないので楽なほうでした。
自治会を退会した理由

私の夫は2年ごとに転勤があり、この家に住む→単身赴任を繰り返してきました。
単身赴任といっても週末には帰って来られる場所だったので年に数回ある自治会の行事には参加。
自治会の会長や会計など主要な役は班ごとに輪番制回ってくる仕組みで班内でクジを引いて決めていました。
ありがたいことに自治会の規則で世帯主が単身赴任で不在の場合免除OKだったので我が家を含め何世帯か免除してもらっていました。
関東圏内の単身赴任だったら班長はできるよねーと思っていたら突然の北海道への移動。
私一人でできないわけではないですが、このまま自治会に入っている意味って?と考えた結果退会することにしました。
もう一つはお隣の家が昨年退会したらしく(回覧板からお名前が消えていました)「脱退しても大丈夫なんだ」と確信を得たからです。
自治会を脱退した方法

簡単ですが、『班長さんと自治会長さんに電話でお伝えしました』
そのあと自治会長さんが書類を持ってきたので名前と脱会理由を書いて完了。
淡々と手続きが終わりました。
「ゴミは(出せなくなるけど)大丈夫ですか?」とゴミについて聞かれただけでした。

意外とあっさり終わったので拍子抜けしました。
メリットデメリット
自治会を抜けたことによるメリットもあればデメリットもあります。
メリット
- 自治会がらみの行事に参加する必要がなくなった
- 大変な役員をしなくて済む
- 自治会費の出費がない
デメリット
- ゴミが出せない
- 町の広報誌が配られない

メリットだけではないのでデメリットの部分をどうしていくか考えました。
ゴミはどこに出しているの?

法律上は今まで通りゴミステーションにゴミを出しても問題はありませんが、自治会の加入者が掃除をしてカラスよけネットなどの備品を自治会費で出している以上脱退した自分が出すのは流石に気が引けます。
自治会に入ってない人は出せないという暗黙の了解もあり地域の人と揉めたくはありません。
私の場合同じ町(別の自治会)に実家があるので母にお願いしています。
ゴミを朝8時までに出さないといけないのでゴミの日の前日に車で運んでいます(週2回)。

母にゴミ出しをお願いするようになってからフードロスを出さないように買い物を工夫したり、ゴミの種類を増やさないようペットボトルを買わないといったようなゴミの削減を意識するようになりました。
広報誌 町の情報は?
地域の広報誌に載っている特に重要な情報は自治体のホームページで確認できるので不便はありません。
私は登録していませんがLINEを登録しておけば町のお知らせが来るようです。
まとめ
家を買うことはその地域を買うことにもなるので私の判断が正しいとは思っていません。
地域性もありますし災害が起きたときに地域の力が必要になってくる場面もあると思います。
私の場合頼れる身内(姉、母)が近くに住んでいること、世帯数が多く閉鎖的な地域ではなかったことでできた決断でした。

自治会を抜けたからといって地域のことに無関心になるのではなく協力できることがあれば積極的に関わっていくことも大切ですね。